- ロゴ・サイト名・TOPページへのリンクを左上に配置しないレイアウト
- ページが遷移する毎に、ヘッダーのデザインが変更される
- ページを遷移する度に、グローバルナビやナビゲーションバーなどの位置が違う
- ブログでも無いのに、今時700pixel程度の固定横幅。
- フッター周辺に利用規約など、魅力的でないページへのリンクばかり
解説
はっきり言って既に説明の必要もない事ばかりですが、私がディレクションする時ユーザビリティを向上さの為に気を付けていたレイアウトのポイントです。
といっても何ら不思議なことではなく、どこのweb会社のチェックリストにもありそうなものばかりです。ちなみに、このブログはまったく気にせず作って有ります。
1はwebページの習慣を無視するもので、独りよがりのデザイン特化ページに多いですが、私の経験から言って、それらのサイトの殆どで、アクセス解析が示す指数が落第点のオンパレードです。
独りよがりの『アーティスト』に任せてもwebページの成果は出ません。『デザイナー』がいる会社に任せましょう。
2,3は古いサイトに多いのですが、ヘッダーのデザインが変わると一瞬ですが別サイトに飛ばされたと錯覚し、ユーザーに要らぬストレスを与えます。
こういった小さなストレス体験の積み重ねが、サイトに対する好感度を下げるのです。
また、ユーザーにとってサイト内のコントローラーがコロコロ変わっては、これもストレスを与えてしまいます。
4は、むしろ昔は薦められていましたが、現在、PCのディスプレイは1024×600以上の解像度が殆ど(99%)です。IEのエクスプローラーバーを出しても、800程度に抑えれば十分。
出来れば、800pixcelから対応のリキッドレイアウトにすべきですね。
また、5は抜けがちですが、例えばメインコンテンツの最後に「よく似たページ」へのリンクリストを用意しておくだけで、離脱率は5%程度下がります。勿論、十分なページボリュームのあるサイトの場合、ですが。
以上を踏まえて、我々webコンテンツに関わる人間が目指すべきwebサイトのレイアウトは、
- サイトの全てのページで共通する場所に、ナビゲーションモジュールをレイアウトする事。
- ブランディング戦略に則った、色、画像、キャッチコピーを使い、これを武器とする事。
- 全ページにおいて、基本デザインコンセプトを統一する事。
- 独りよがりの美しいだけのデザインは避けて、使いやすさを意識する事。
まず、これらをきっちりとデザイナーさんに伝え、デザイン案が出てきた時点で、チェックし、修正指示を出しましょう。
追記:2010/03/04
takoさんより、「ネットブックの普及やiPhoneブラウジングなどを考慮した場合、むしろ最近では700の方が良いのではないか」というご意見を頂戴しました(ありがとうございます)。
このチェックリスト自体、2年近く前に作ったものなので、ネットブックの事はさほど触れていません。
じゃあ現在はどうなんだと言いますと、ネットブックは横サイズが1024以上の物が殆どなので、エクスプローラーバー使用時の事を考えても、800px程度からのリキッドレイアウトで問題ないと思います。
iPhoneは丁度最近似た事が有ったのですが、iPhone用のCSSを作るのが一番ですが、コストの事を考えるとどうなんでしょうかね?
サイトによってはユーザーの3%がスマートフォンからだというサイトもありますから、今後検討の余地がありそうです。



