Posted by 渋谷のSEOコンサルタント

検索エンジンマーケティング(SEM:sarch Enjine Optimization)は、2001年から徐々に注目され始め、2004年頃のキーワード詰め込みスパムから始まったSEOのブームや、この頃から現れた無料や低価格でのアクセス解析サービスなどにより、検索エンジンの集客力が段違いで有ることが表面化し、それまでネット広告費の多くを獲得していたバナー広告などの単純広告と取って変わり主役となった。

現在もWEBマーケティングの主役であり、標準的なwebサイトへの到着手段の9割を占めている。

ただし、特に検索エンジン連動型広告の市場成熟化による費用対効果の減少と、SEOの検索順位表示アルゴリズムの進歩による効果希薄化が顕著となり始め、今後、webマーケティングの主役はSMOやオン・オフ統合キャンペーンなどの高度な広告企画にシフトしていく、という声もある。

ただし、そうなったからといって直ちに検索エンジンからの集客力が失われるわけでもなく、ほぼ恒久的にコンテンツ検索・提示型ポータルは、マーケティングの一部を担い続けるだろう。

今更ではあるが、以下にSEMの主な手法や対策を挙げる。
簡単な文章で恐縮だが、これからwebマーケティングを勉強される方の参考になれば幸いである。

検索エンジン連動型広告

YahooとGoogleを中心とした検索エンジンの検索結果に表示される広告で、主にテキスト広告である。

Yahoo,Google共に広告をキーワード毎に入札によって表示させるオークション方式を取っている。

特筆すべきはそのクリック率とコンバージョン率で、検索エンジン連動型広告は俗に言うPPC(pay par Click)と言われる形態の広告がほとんどで、クリックされなけば広告料金は発生せず、直接的な費用対効果が他に類を見ないほどに高い。

ショートスパンの投資回収率で言えばこれまで飛びぬけて高かった、新聞の折り込みチラシ(小売店に限る)をゆうに凌駕し、資金的に余裕の少ない、中小企業に爆発的に人気の広告である。

2年前に大ブームを向かえ、費用対効果はそれまでの半分以下(一説には1/3とも)になったと言われるが、それでも十分に元が取れる広告である。

検索エンジン最適化(SEO )

いわゆるSEO、serch Enjine Optimizationが他のマーケティング策と大きく違うのが、これは広告ではない、ということである。

建前上は第三者である検索エンジンの客観的評価であり、入力した検索キーワードに対して最も適切であるページが表示されるので、信頼感を増したり、ネームバリューを上げたりする事が出来るのも魅力。
ただし、現実には上位表示を巡って熾烈なSEO競争が繰り広げられており、現在はより費用を掛けて外部リンクを獲得したページが上位表示されるような仕組みになってしまっている。

しかし今年に入ってから短期間での上位表示が難しくなりつつかり、SEOの費用対効果は極めて低くなり、結果的にこのオークションのような上位表示争いは週末を迎えつつある。

関連検索最適化

SEOから生まれた比較的新しいサービスで、例えば「不動産」というキーワードで検索した時に出る関連検索キーワード候補に、「不動産 ネクストマーケティング」といった候補をなど、表示させたいキーワードを表示させる、というサービスである。

これもアルゴリズム開発とそれを利用したスパム的サービスのイタチごっこのようになっており、いずれまったく対策のしようもないほどになるかと思われる。

費用対効果としては極めて低いが、騙されて利用する会社が後を絶たない。

ただし、社名と一緒にネガティブな関連検索キーワードが表示されているような場合は非常に効果的である。

ネガティブサイトの押し出し

関連検索最適化と非常に似ているが、例えば悪い評判や不始末などが起こった場合に必要となる対策である。

例えば「負け!ってぃんぐ」で検索した際、2位や3位に「負け!ってぃんぐは詐欺サイト」「負け!ってぃんぐは人間の屑。死ね」などといったタイトルのまとめサイトなどがあった場合、これを10位以内(出きれば30位以下)に押し出し、ブランド価値の低下を防ぐ。
費用は少なくとも数百万掛かるが、放置した場合のブランド価値の損失を考えると、無視できない対策法である。

SEMの未来

SEOは近いうちに、廃れる。既にかなり検索エンジンのアルゴリズムは進化し、抱えるデータベースも膨大なものとなっている。
これからそのサイトの実力以上の対策を行うことは容易ではないだろう。
だからといって、検索エンジンが人間から見て最高の結果を返す様になるとは限らない。
google、yahooを始めとした検索エンジンが、リンクポピュラリティを中心としたwebサイトの評価を行っている限り、WEBプロモーションにより取り組んでいるサイトが評価される、という現在の方向性は、大きく変る事は考えづらい。

既に各検索エンジンはツールバーなどからの情報や直帰率、クリック率などを評点に加えている。リンクポピュラリティがSEOの主役の座から離れる日も、そう遠くないかもしれない。